マンプロ

管理組合理事会の困ったときサポート組織

マンプロ

「地上権」と「土地の賃借権」と「借地権」と「賃借権」 ちじょうけんととちのちんしゃくけんとしゃくちけんとちんたいしゃくけん (お役立ち用語)

(2016年5月12日)
地上権地上権とは、とある土地において、その土地の上に建物を建てたり、作物や樹木を植えたり育てたりする権利の事です。

 土地の上を利用する権利、と考えるとよいでしょう。逆から考えると、工作物を所有する為に、その下にある土地・地下・空間を利用するために設定される「物権」の事です。

 

民法第265条《地上権の内容》

民法第265条《地上権の内容》に『工作物又は竹木を所有するため他人の土地(地下又は空間を含む)を使用収益することを目的とした用益物権』と規定されています。

地上権は、直接、土地に対して権利を持つものとされています。そして、地主の承諾なく譲渡、転貸ができるとされています。ということは、単に「借りている」という状態とは異なります。
この土地の上に、建物を建てたり、樹木を植えたりすることができ、その権利を地主に承諾なく、譲渡や転貸ができるというのはかなり強い権利となります。実際には、我が国では、地上権が設定されているケースは少なく、下記の賃借権が設定されているというケースがほとんどであると言われています。

「地上権」と「土地の賃借権」と「借地権」と「賃借権」

「土地の賃借権」

「この土地をあなたに貸してあげるよ」という契約で借りている権利です。

これは、賃貸借契約に基づくものであり、ほかの人に譲渡や転貸ができるわけではありません。あくまで借りているだけです。従って、このケースでは、「土地の賃借権」を持っているということになり、地上権とは異なります。

こちらは、民法第601条《賃貸借》に規定する『賃貸借契約に基づき賃借人が土地(地下又は空間を含む)を使用収益できる権利』という事になります。

借地借家法第2条に規定する借地権に限らず、土地の一時使用権も含みます。

「借地権」

借地権は、借地借家法第2条に規定されており、長期期間の利用を前提としたものになります。

「賃借権」

賃借権は、賃貸借契約によって得られる権利です。賃料を払って建物を借りれば、その下に土地はありますから、その土地の借地権も含まれます。

投稿者:マンプロ編集長 (67)
LINEで送る
Pocket

運営会社:株式会社翔設計
〒151-0051
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-24-15
鈴福ビル
電話:0120-030630
FAX:03-5410-2560
e-mail:info-manpro@sho-sekkei.co.jp

side_bn_02