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乾式壁 かんしきかべ (お役立ち用語)

(2016年5月24日)
乾式壁乾式壁(かんしきかべ)とは、水を用いないで施工した建物の壁のことです。

主に、石膏ボードを利用します。軽量化等に対応するため、通常、二枚の石膏ボードの間に断熱材・吸音材を入れて施工されています。

メリット

乾式壁(模式図・プリンシプル住まい総研作成)

乾式壁(模式図・プリンシプル住まい総研作成)

コンクリート製の壁に比べ、軽量化されている点が大きなメリットです。

この利点から、高層マンションにおいては、隣の住戸との境の壁(戸境壁)に使われます。同じ性能のコンクリート壁に比べると厚さが薄くなりますし、全体の重量が軽くなるため、支える柱や梁も細くすむ事になり、居住空間が広くなります。また、全体の重量が軽量化する事で、建築コストも低減する事が出来ます。

コンクリート壁の場合は、壁自体が重いため、左右対称にして、地震等のねじれに備える必要があります。加えて、上下階でも同じ間取りにして壁を支える等、構造設計上の制約もあります。
こうした制約条件があるため、入居後のリフォームや間取り変更にも制限があるケースがあります。

乾式壁は、コンクリート壁のデメリットを解消できるというメリットがあります。

デメリット

かつては、遮音性や強度などにおいて、コンクリートの壁よりも劣っていました。最近では、技術の進歩により、遮音性・耐火性・耐力性に優れたものが開発されています。その結果、高層マンションだけでなく、中低層マンションにおいても、乾式壁が使われるようになっています。

投稿者:マンプロ編集長 (67)
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