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かぶり かぶり (お役立ち用語)

(2016年6月8日)
かぶりコンクリート表面から鉄筋までの厚み(あるいは深さ)のことを「鉄筋かぶり」といいます。

 コンクリートは、内部の鉄筋がその強度を保っています。周囲のコンクリートはアルカリ性で、内部の鉄筋を錆びにくくしているのです。ところが、コンクリートがひび割れたりして、内部に雨水などが浸入すると、鉄筋が錆びてしまい、建物の強度が落ちてしまいます。

従って、「かぶり」の厚さが大きければ、雨水等の浸入による内部鉄骨の錆びの確率は低くなり、それだけ丈夫であるということができます。水だけでなく、空気・酸・塩から鉄骨を守るためにも、かぶり厚さの確保が重要なのです。このため、工事の際には、鉄筋の外側にかぶり厚を確保してコンクリートを流し込みます。部位によっては、コンクリートを流し込む際に、鉄筋が沈んでしまわないようにプラスチックの部材(スペーサー)を使用して、かぶり厚を確保する事もあります。

かぶり厚

かぶり厚が適正でないと、水分により鉄筋がさびてしまい、膨張し爆裂してしまう

スペーサー

スペーサー

 

鉄筋コンクリート造でのかぶり

鉄筋コンクリート造では,鉄筋に対するコンクリートの最小のかぶり厚さが部位別に定められていています。
耐力壁・柱・はりでは3cm以上としなければなりません。耐久壁以外の壁または床では、2cm以上です(建築基準法施行令・79条1項)。
※ただし、プレキャスト鉄筋コンクリートで造られた部材で、国土交通大臣が定めた構造方法を用いる場合は適用されません
(建築基準法施行令・79条2項)。

鉄骨鉄筋コンクリートでのかぶり

鉄骨鉄筋コンクリートでは、プレキャスト鉄筋コンクリートで造られた部材で、国土交通大臣が定めた構造方法を用いる場合を除いて鉄骨に対するコンクリートのかぶり厚さは、5cm以上としなければなりません(建築基準法施行令・79条3項)。

 

※模式図・プリンシプル住まい総研作成

投稿者:マンプロ編集長 (67)
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